【声劇台本】夏に君は消えていった
僕( )
【声劇台本】夏に君は消えていった
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また、この夢だ。
僕は、学校の屋上に立っている。
一歩踏み出せば、僕は死ぬ。
そんなこと、わかりきっているはずなのに
僕の錆びた音のする頭は
下がることを躊躇(ちゅうちょ)している。
額に汗が滲み、足は小刻みに震えだし
いよいよ僕が焦燥(しょうそう)に
駆られる頃、
僕の背中を誰かが押す。
背中を這った微熱は恐怖というより
まるで大切な誰かに触れられた時のような
暖かくて優しい感覚があった。
僕は遠くなっていく空をみる。
屋上を見上げると
髪の長い美しい女性が何か言っている。
「××××××××」(読まなくていい)
地面が近いせいなのか、
落ちているのは身体だけではないのか
その言葉は靄がかかったように聞こえない。
ただ、落ちていく意識の端で
ひとつだけ確かに聞こえるのだ。
「お ま え の せ い だ」
(エコーがいいかも?)
透き通るような鈴の声、
僕の身体は蒸されたコンクリートに
打ち付けられ陶器のように砕け散った。
*******************
こんばんわ、夏ですね。
今回は夏っぽい台本を書こうと思ったら
何故かよく分からないものになって
しまいました(;´∀`)
何故、こうなったのか私にもわかりません笑
なにわ友あれ、コラボよろしくお願いします
!!( ˇ-ˇ )
_空が藍に染まっている。
嗚呼、君の声が鳴り止まない。
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3commnets
- 勇魚お借りします。m(_ _)m
- あみお借りしました。
- いしころ。お借りします