【和風声劇台本】『ヒガンマル(人斬りシリーズ)』
台本:あおきの王 演者:瑞希 ×
【和風声劇台本】『ヒガンマル(人斬りシリーズ)』
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あおさんの人斬りシリーズ!
やるやる詐欺してたんでやっとこやりましたww
あおさんありがとう🎵
どなたかナレーションやってくれると喜びます🙌🎶
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★:瑞希
ナレ:
ヒガンマル
ナレ:「朱鬼(あかおに)……」
人斬りと対峙した野盗の一人が発した言葉であった。
★朱鬼……ね……
ナレ:何を思い立ったか、野盗に語り掛ける人斬り。
★なぁあんた、ちょっと聞いてくれよ
ナレ:動けぬ野盗
★俺は、ヒガンマルっつーんだ。噂くらい聞いてんだろ?けどよ、お前らの知ってるヒガンマルじゃねぇんだよ。
人斬り過ぎたせいで、死花(しにばな)の方の彼岸丸になっちまったんだよ。
それでよ、お前が言った朱鬼ってのは、この朱色の髪と目玉と人斬りのせいでそう呼ばれるんだけどよ。
あぁ…人に何か語るのやっぱ苦手だわ……
まぁいいか。
俺は産まれた頃から変な餓鬼でな。
興奮するとよ、妙に冷静になっちまうんだ。
それともう一つおかしなとこがあってよ。
お前らが見てる朱色の目玉な。
色が変わんだよ。
朱色から……緋色にな。
何が言いてぇかっつーと。
本当はよ……
緋色の眼(まなこ)で、緋眼丸なんだよ。
そんだけだ、じゃあな。
ナレ:言い終わるや否や野盗を切り捨てる人斬り『緋眼丸』。
★柄にも無く自分語りしちまった。
ただの気紛れだ。気にしねぇでくれ。
ナレ:数多(あまた)の修羅場を潜り抜けてきた人斬り。
今日(こんにち)まで、その命を永らえたのは、緋眼丸も知らぬ緋色の瞳の秘密にあった。
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