【ひとり声劇】おわりの病棟の休憩所【声劇】
あおいろはるか
【ひとり声劇】おわりの病棟の休憩所【声劇】
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久々に台本を書きました。
読んで頂けるだけでも嬉しいです。
コラボして下さると跳んで喜びます。
アレンジはご自由にどうぞ。
*+:。.。 。.。:+* *+:。.。台本 。.。:+* *+:。.。 。.。:+*
その日、病室の空気に飽き飽きして、僕は休憩所へやって来た。
そこには、君一人しか先客は居なかった。
君は透き通った声で『こんにちは』と言う。
それから毎日、僕は君とここで会話をするようになった。何でもない話だ。ずっと病棟の中に居るのだから、面白い話なんかそうそうない。
それでも、その時間は確かに居心地のいいもので、僕に残された『唯一の大切な時間』になっていった。
「もう」三日、いや「たったの」三日だろうか、、、君が…来ない…
もしかしたら寝込んでいるだけかもしれない。
でも、もしかしたら、先に逝ってしまったのかもしれない。。。
この場所での挨拶は、他のどんな場所の挨拶よりも重い意味をもち、……少しだけ、、、希望の意味も内に持っている。
『こんにちは』その一言にこれほど安心したのは生まれて初めてで、たったの三日だというのに、その透き通った声はひどく懐かしく感じた。
...。oо○ ...。oо○ ...。設定oо○ ...。oо○ …。
僕:命のおわりを待つだけの病棟に入院してしばらくしたある日、おわりを待つだけの病室の空気に嫌気が差し、院内の公共の場、休憩所へ来た。そこに居たのは一人の女性だけだった、毎日来る間に、彼女との会話は大切な時間になっていた。
彼女:←僕が来る前は、この休憩所でひたすら本を読んでいた。毎日、僕に『こんにち は』と言う。おわりを待つ病棟であるここでは、その言葉は、「ただの挨拶」ではなく、「生きているという証」だった。
備考的な話
clan声劇用に作りましたが、コミュニティに入っている方も入っていない方もコラボして頂けると嬉しいです。ですがその際、コミュニティに入ってない方は #clan声劇競演会 のタグを外して頂くようお願いします。
話がうまくまとまらず、長いこと
全く投稿しなくてゴメンナサイ。
#声劇台本 #声劇 #アレンジご自由に #clan声劇競演会
Comment
5commnets
- 1chico
- あおいろはるか
- 神埼 れい@ฅお借りしました!
- 1chicoはるかさんの新作…!お題でたばかりなのにお早い!これは読みたい…けど、とても難しそうぅ…!だいぶ自信ないですが、期間中に掴めそうだったら、お借りしたいです><
- 猫又すみません、FF外&コミュ外から演じさせていただきました。