【貴方の声と、私の台本】碧音さんへ【入れ替わる】
作者 はちみつハニー
【貴方の声と、私の台本】碧音さんへ【入れ替わる】
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コミュニティ【貴方の声と、私の台本】に参加して下さっている、碧音さんへの台本です。どんな感じにしようか悩みましたが、一人二役の台本を書かせて頂きました!内容はシリアスです。
※ちょこっと設定※
彼女と彼が、【入れ替わる】。
彼女はもう一度歌いたかった。彼は彼女の代わりに歌い続けた。けれど、彼女の気が晴れることはなく、欲望だけが膨らみ彼の体へ憑依した。そのせいで彼は自身の体から追い出され、幽霊へとなってしまった。
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♡『貴方の歌を、私に聞かせて』
☆僕には、幽霊を見ることが出来る。だから彼女が『生きていない』のは、直ぐに分かった。
☆「どうして歌を聞きたいの?」
♡『歌手に憧れてたの。でも、私はもう歌えない。だから、私の代わりに貴方が歌って……』
☆歌は苦手だったけど、彼女の悲しい顔を見るのは、なんとなく嫌だった……。僕の歌を聞いて、彼女は笑う。それが凄く、嬉しかった……
♡『貴方の歌、とても素敵ね。ねぇ、もっと聞かせて?』
☆「うん、君が望むなら、ずっと歌ってあげる」
♡『嬉しいっ……。ねぇ、もっと近くで聞かせて……?』
☆「……うん、いいよ」
☆何か、大事な事を忘れてる気がする……。僕はどうして、歌ってるんだっけ?
♡『こっちよ……早く、私の所へ来て。早く………私と替わって?』
☆君の手の温もりを、感じたような気がした……。
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お借りしたもの
ピアノ みわたか様
タイトル【触るるを許さぬ、この傷を -Ad lib Original Sound-】
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