【貴方の声と、私の台本】そらさんへ【星に願いを】
作者 はちみつハニー
【貴方の声と、私の台本】そらさんへ【星に願いを】
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コミュニティ【貴方の声と、私の台本】に参加して下さっている、そらさんへの台本です!少年をイメージして書かせて頂きました!
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◆夜空に降り続ける流星群。幾多の願いを叶え、消えていく。儚くも美しいその星々(ほしぼし)は、誰の為に輝くのだろうか……?
◆「君は何の為に星に祈る?家族の健康、恋人との幸せ、自分の夢。きっと願いを言い出したら、キリが無いだろうね」
◆「僕達人間は欲張りだ。次々に願いを思いつくのだから。けど、願いは星が流れている間に、3回言わなければならない……」
◆「幾つも願うことは、不可能に近い。君が一番に叶えたい事だけを、願うといいよ。……いつか、僕があの星の仲間になれたら、君の願いを叶えてあげるさ」
◆「……もう、知ってるんだろう?僕も先生と母さんが話してるのを聞いたよ。僕はもう、長くはないみたいだから、すぐに星になれるよ」
◆「泣かないで……。そのままでいいから、聞いてくれ。僕の願いは、君の願いを叶えられる星になる事なんだ。だからこれは、幸せな事だよ」
◆「……ありがとう。でも、僕にその願いは難しいみたいだ……。君が笑ってる世界を、僕は願うよ」
◆夜空に輝く赤い星、あれならきっと君にも分かるはずだから、どうか……君の願いを教えて……。
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お借りしたもの
ピアノ りるやさん オリジナルBGM【零】
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