虚無を掴んだ
瀬野 或
虚無を掴んだ
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歌詞:
濡れた街路樹と照らす常夜灯
鬱々とした五月雨が降り注ぐ
「傘を持って行った方がいい」と
差し出された傘を放り棄てた朝
モノクロの風景に色を添える筆は
絵の具も無くて ただ飾られていた
混ざり合う事も無ければ透明になるだろう
そして誰からも見えなくなって
『消えてしまいたい』
そう願った日々は確かに苦しくて
苦い現実に触れたその景色は無色に咲いた
『どうでもいい』と
払った 誰かの右手がやけに恋しくて
虚無を掴んだ 夜の公園
#或伴奏 #作詞作曲 #オリジナル曲を作ろう
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