とても素敵な六月でした

Eight

もうすぐ六月が終わるので。 今年の六月は、この先ずっと忘れることのないくらいショックな出来事がありました。悩んだり、悲しんだり、どうすることもできない自分を責めたりもしました。 しかし、甘えていた自分を変えるきっかけとなったひと月でもありました。 いつか成長した自分が、この六月のことを「素敵でした」と振り返ることができるように、願いを込めて歌いました * ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ * 潰された私の体躯は酷く脆い固形と化して 音ひとつしない市街地で忌々しい不祥を呪うのさ 道徳の向う側であなたは吠えている 淡泊な言葉の裏側が透けているよ 真昼の無彩色を不穏な色にして 本当に馬鹿な嘘つき 薫る夏風に誘われて霞む死神も泣いていた 始まりの合図が轟いて咽ぶ飛行機雲 閉塞と千の世迷言で回る膿んだ世界が終る前に 夢の中さえもずっと　焼きつけたいの * ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ *