暇つぶしの『スイートクインテッド』

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風呂で思い付いた事書いてたら 添削無しでイイ尺になりました 言葉遊びで悲劇な感じになった 病んでんのかね…僕は ━━━━━━━━━━━━━━━━ 渇いた世に響き澄む歌声は 数多の聴く者の心を潤した 魅了される心の想いを放つ姫君 奏者は想いを承け寵愛を奏でる しかし 魅了されるのは 彼女だけでない 寵愛の供給が枯渇する姫君 茜の広間に緑の庭園は虚構 自らの拠り所を崩し始める 絡め絡み合うカンタータに 与えられるのは充足の刹那 欲したのは寵愛でなく純愛 紡がれる言葉に意味は無く 声は虚しく居城に響き渡る 擽られ語り騙られた小夜曲 奏でられてく激しいフーガ 胸に流れていたオラトリオ 五線譜が告げる歌の曲名は インテリメッツオであった 語られたのは哀 そして、 騙られたのは愛 幾重に列なる声と欲 組曲を奏でた指揮者に反し 既にスイートは手を離れ タクトはアンプロンプチュへ… 終わりなき曲は今も流れていく これは、聴く者へのエチュードなのだ そして、(カーテンコール) 物語は終わりをつげた ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 勘違いから始まる愛憎劇です 彼の者達にどんな結末が訪れたのか なんにせよ、何処へたち戻っても 悲劇になります。 始めの出逢いで もっと交わされる言葉があったハズ 夢と虚構と現実を見誤ると 甘き毒に蝕まれます。お互いにね。