アレグロ
ニノ
アレグロ
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三日月降る夜には
窓越し君に触れていた
こびりつく笑顔と声と匂いが
僕の朝と昼も夜も犯していくんだ
叫び散らしても消せやしないんだよ
空仰ぎ波間走ってく焦がれる夜の隣で
ほら、縺れる足で探す
たとえ君がみえなくても
震える指で願う
たとえ君に触れなくても
ただあふれる喉で祈る
たとえ君に言えなくても
星すり抜け三日月かすめ
走れ!君に会いたい
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