『朗読』第2章 少女の夢
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『朗読』第2章 少女の夢
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少年は夢を見るに続く物語台本です?お読みくだせぇ!!
ー台本ー
ふと気付いたときに
私は死んでいて
そんな私に気づいた貴方は
きっと、いつか死んでしまうんでしょうね
私はそれでも嬉しくて、つい声をかけてしまったの
でも、
私の言葉は貴方をすり抜けて
虚しく私の中で木霊する。
私の心は強くないから
これ以上、貴方を見つめるのをやめたの
それがどんなに貴方を傷つけるのかを知りながら。
それでも、小さな奇跡が起こって
少しでも、伝わればいいのにって
そんなことばかり、考えてた
けど、やっぱりそんな奇跡は起こらなくて
いつの間にか、君は消えかけてて
私は消えていく貴方を見つめながら、サヨナラしか言えなかった。
後悔するのをわかってても、もっと君に話しかければ良かったなって今は思うけど、
もう遅いよね。
……いつか、もしまた出会う時がくれば言葉をもっとかわせたらなって思う。
そのときまで
じゃあね、バイバイ。
つづく!!
#朗読
#物語台本
#声劇
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