『声劇台本』一年後。
演じ手()
『声劇台本』一年後。
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今回の台本は相方のミハナダちゃん作です!
私が体調崩しちゃったので、ミハナダちゃんの台本祭りになるかもしれないです…w
アドリブや改変はご自由にどうぞ!
読んでいただけたら拍手かコメントお願いします!
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あなた様へ
桜が咲き誇る春が過ぎ、緑が深い色になり始めましたね。
暑さが増していく日々ですが、いかがお過ごしでしょうか?
私はいつものように空を見上げております。
あなた様と初めて出会った時も、私は空を見上げておりましたね…。
あの時はおばあ様の番でしたし、まだ幼子(おさなご)でしたからお話し相手が出来ず、申し訳ございません。
ですが、あなた様との出会いの日のこと、昨日のように覚えておりますよ。
時が流れて大人になったあなた様は、輝いており、眩い(まばゆい)ばかりでございました。
ですが、時とは…人の命とは儚い(はかない)ものでございますね。
さて、本題に入ります。
急ではございますが、私は今からそちらに参ります。
彼の岸(かのきし)で見守っていましたが、あなた様にお伝えせねばならない時期が参ったのです。
「一年後の今日、彼の岸(かのきし)よりお迎えにあがります。未練など残されないように。」と。
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実は、今回は声劇台本なのにあえてミハナダちゃんに世界観をカットするようにお願いしました!
世界観を頭にくっつけるとだいたいネタバレになるからですw
目を通していただけた方はお分かりかと思いますが、死神さん目線のお話なのです。
前半で死神さんだとあまり覚られたくないのでこんな感じにしてみたとミハナダちゃんが言っておりました。
★補足&伏線
◊おばあ様の番→主人公のおばあ様の余命を宣告した
◊まだ幼子でしたから→主人公がまだ幼かった
◊彼の岸→あの世
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