【声劇台本】星降る夜と銀河鉄道

伴奏:桜姫 台本:AB子 声:(あなたの名前)

台詞は松浦だるまさん作の漫画｢累｣1巻の｢祭りよ、今宵だけは哀しげに｣から引用しました。尺の都合で省略している部分、表現を変えている部分があります。 ⚠️台詞が長いため、少し早めのペースでの朗読を推薦します 主人公→ジョバンニ 設定→この話は｢銀河鉄道の夜｣をアレンジした原作とは異なるストーリー。ジョバンニの無二の親友であるカムパネルラは、ジョバンニと2人で銀河鉄道に乗り込み、様々なキャラクターと出会いながら、｢ほんとうの幸い｣を探して終着駅を目指す。しかし、それはカムパネルラの死を受け入れられずにジョバンニ自身が作り出した幻。 台本の中では、居ないはずのジョバンニと会話しています。 ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ ｢ケンタウルス、ヘラクレス座、アルクトゥルス、アンタレェス…… どうして星は輝いているんだろう。 あれは僕を呼んでるのかな。 ねぇ、カムパネルラ！｣ カムパネルラは僕の無二の親友だ。僕らは、｢ほんとうの幸い｣を探してこの銀河鉄道に乗り終着駅を目指していた。 ｢年に一度のケンタウルス祭だもんね。 でもさ、銀河鉄道の話は本当だよ！絶対！ わっ！凄い汽笛の音だ！ 見て！カムパネルラ！本物の銀河鉄道だよ！ あれは白鳥座かな……地球はどれだろう！？｣ それから僕らは色んな所を訪れた。夢の浮橋、天気輪の柱…出会いと別れの中、どんな時も隣にはカムパネルラが居た。 けれど、僕は気付いてしまった。 ｢……そうだ……カムパネルラはあの時死んでいたんだ。 溺れた僕を助けようとして、あの運河に飛び込んで…僕のせいで死んだんだ…… カムパネルラは、僕が殺したんだ……！｣ 夏がくれば思い出す。祭りの夜と、今は亡き人。 夏がくれば思い出す。星降る夜と。 ｢銀河鉄道……｣ ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ＊.｡.＊ﾟ 台本を使用して頂いた暁には拝聴しに参りますので、お声を掛けて下さると有難いです。 伴奏使用させて頂きました。ありがとうございました。 #ピアノ #コラボ募集 #銀河鉄道の夜 #累 #声劇 #台本 ☟コラボして下さった方☟ ・hiko様 https://nana-music.com/sounds/02b9fb9f/ ジョバンニらしい明るい少年声でした✨ ・ピッチンカッチン様 https://nana-music.com/sounds/02ba1070/ 役に入り込んだ元気なお声でした✨