【創作】とある民族に伝わりし神話〜災いの子の章〜【1人用】
書いた人:桜田のぃず 読んだ人:あなたのお名前
【創作】とある民族に伝わりし神話〜災いの子の章〜【1人用】
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素敵過ぎる音楽に触れてしまって、私の厨二脳が刺激されてできてしまいました
是非読んでください
ちなみに私がゆっくり読んで3秒余りだったのでキツキツかもしれないですw
あと最後に書いてあるタイトルは読まなくても大丈夫です〜
楽しんでいただけたら嬉しいです!
ふりがな追加しました。
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宇宙の神が、天の神と地の神を作った。
天の神と地の神が、太陽の神と水の神を作った。
太陽の神と水の神が、風の神と緑の神を作った。
そこに全ての神が少しずつ、自らが統べる(すべる)民を作った。
民達は、人間と呼ばれた。
人間は、分け隔て(わけへだて)なく交流を重ね、分け隔て(わけへだて)なく愛し合い、神々が愛する世界を作り上げて行った。
ただ、神と人間が交わっては(まじわっては)ならなかった。
神と人間とが交わった後に生まれる者は、人間の姿でありながら、神の力を持ち、神々を脅かす(おびやかす)災いの子なのである。
しかし、風の神が一人の人間を愛してしまった。
一人の人間もまた、風の神を愛していた。
禁忌(きんき)とわかっていながらも惹かれ合うのは、神も人間も平等である。
神々は咎めた(とがめた)。
人々も咎めた(とがめた)。
それでも、一柱(ひとはしら)と一人は愛し合った。
世界の崩壊を止めるために、宇宙の神は言った。
愛し合うのも良かろう。
交わることも良かろう。
だが、神と人との子は、その力のために封印せねばならない。
風の神と一人の人間は、悲しみながら、生まれ出ずる子を宇宙の神に託した。
そして、宇宙の神は、忌み児(いみご)を天と地に分かち、封印した。
とある民族に伝わりし神話
〜災いの子の章〜
#Mind民族系 #Instrumentalインスト #神話 #創作 #1人用台詞
Comment
15commnets
- きょうじろう@Vすこ勢お借りしました。 素敵なテキストありがとうございます!
- 桜田のぃず@虹色の声のクソオタク
- MajorOfflineオフライン少佐(ほぼ引退)
- 桜田のぃず@虹色の声のクソオタク
- 1年桃組ゆきのん。from ばにばにバニラたん。お借りしました(っ´ω`c)
- 桜田のぃず@虹色の声のクソオタク
- MajorOfflineオフライン少佐(ほぼ引退)
- 桜田のぃず@虹色の声のクソオタク
- MajorOfflineオフライン少佐(ほぼ引退)
- 桜田のぃず@虹色の声のクソオタク
- MajorOfflineオフライン少佐(ほぼ引退)
- 桜田のぃず@虹色の声のクソオタク
- MajorOfflineオフライン少佐(ほぼ引退)
- 桜田のぃず@虹色の声のクソオタク
- MajorOfflineオフライン少佐(ほぼ引退)とうとう地上を離れましたね。(๑>◡<๑)