1人声劇『紅の花嫁』
作者「真代」読み手「なつ」
1人声劇『紅の花嫁』
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#真代の台本 #声劇台本 #ホラー
素敵な台本様を演じさせていただきました!
最後の素敵な日にを素晴らしいって言っていたことに気づきすごい、後悔した‥(((
ー台本ーーーーーーーーーーーーー
私は、彼の花嫁としてここに立つ
そう、今日は待ちに待った結婚式
皆が皆、私を羨み、妬み、そして平伏すこの素晴らしい日に
最高の生地で作り上げた純白のドレスを着て、彼の隣に並ぶ
ああ、なんて素敵なの!
麗しき花婿に手を取られ、私の薬指に白銀の指輪をはめる……
その瞬間を揺るがす者は、誰であろうと赦(ゆる)しはしない
「あら、貴女も私達の婚礼を邪魔しに来たのね?
それは残念。私、貴女の事結構気に入ってたのよ?
まぁでもそんな事、今となっては関係ないわよねぇ?」
そう、花嫁と花婿の契りを妨げるのであれば、例え親友であろうと排除する
「この素敵な日に、紅(くれない)に染まったドレスを着て婚礼を挙げるのもまた一興…
きっと彼も気に入ってくれる……そうよ、きっと私にこう言ってくれるに違いないわ」
『君には紅(あか)が似合う』と_____。
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