『声劇台本』依存

本当の私()

前作、虚構の世界の叫びの本人視点verです。 自分を切り離して依存から抜け出して欲しいと願う疑似人格のワタシと疑似人格に依存して離れたくないと願う私。そんな二人を書きたかったんです。 アドリブ、改変は自由にどうぞ！ 今回も尺がきつきつのはずなので自由にカットしてもらって大丈夫です。 読んでいただけたら拍手かコメントお願いいたします！ ーーーーーーーーーーーーーー ◇世界観 外部の攻撃から自分を守るために作ったワタシという名の要塞。 新しいワタシは傷ついた私を癒す薬…のはずだった。 いつから私はワタシに依存したのだろう。 もう、この依存からは抜けられない…。 ーーーーーーーーーーーーーー 本当の私 あぁ、私はまた虚構の世界を構築する。 だって…今の私はゴミ以下。 だから、新しい自分を作るの！ 自分に自信があってポジティブ、これは大前提 人気者のあなたにネガティブなんてあり得ない 仕事も恋も家事も何もかもができちゃう最高の人！ あぁ、もう一人のワタシが出来ていく。 辛いことがあれば私はワタシになるの。 ワタシはとても人気者。 みんなワタシとお話したがるの！ でもね、誰かにワタシとして語ると、どんどん体が重くなるの。 まるで鎖と枷で繋がれたように でも…私にとって頼れる存在はワタシだけなの。 友達でも恋人でも家族でもない！ ワタシだけなの…。 お願い。ワタシだけは私を一人にしないで…。 ーーーーーーーーーーーーー #一人声劇　 #声劇台本　#朗読　#朗読台本　 #病み　#暗い　#悲しい　#声劇　#依存