【朗読台本】反転の虹
台本:鈴堂秋桜 朗読:お名前
【朗読台本】反転の虹
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朗読台本↓↓
深く、深く、深く。何かが、沈んでいた。
その何かは、光を見ていた。
届きそうで、届かない。そんな光を。
光は手をのばしてもただ遠ざかっていく。
……声が聞こえる。誰かの笑い声?
……声が聞こえる。誰かの泣き声?
僕は光に向かって泳ぎ始めた。
その声を探す為に。……ふと、気がついた。
沈んでいた何かが、自分であることに。
自分の声だけが見つからなかったことに。
泳いで、泳いで、泳ぎ切ったその先には
夢のように大きな虹が架かっていた。
反転したその虹は、何かを訴えるかのように
ただ、僕を見下ろしていた。
虚偽の海に浮かぶ、本当の僕を。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
台本初投稿です。
素敵なBGMお借りしました。
改変、アドリブOKです。
大分思いつきで即興で書きました。
何が言いたいのかよく分からない^^;
虚偽の世界で''反転''した虹。
と、考えて頂ければ………いいかな。
解釈は皆さんにお任せします。
良ければ皆さんの声で聞かせて下さい。
駄作ですが。(笑)
では、またそのうち。
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