鉄道唱歌(沼津~?)
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鉄道唱歌(沼津~?)
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沼津の海に聞えたる
里は牛伏我入道(うしぶせがにゅうどう)
春は花さく桃のころ
夏はすずしき海のそば
鳥の羽音におどろきし
平家の話は昔にて
今は汽車ゆく富士川を
下るは身延(みのぶ)の帰り舟
世に名も高き興津鯛(おきつだい)
鐘の音ひびく清見寺(せいけんじ)
清水につづく江尻より
ゆけば程なき久能山(くのうざん)
三保の松原田子の浦
さかさにうつる富士の嶺(ね)を
波にながむる舟人(ふなびと)は
夏も冬とや思うらん
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