第四話 『準備』
妖の詠-月夜の奇跡-
第四話 『準備』
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《Cast》
❀村上小夜 cv.螢
「すみません、茜さん…。」
✿雪月 cv.水鏡 詩織
「待ってたよ。じゃあ早速だけど行こうか。」
❀茜 cv.彩葉
「お気になさらず!これが私の役目ですので!」
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「すみません、茜さん…。」
「お気になさらず!これが私の役目ですので!小夜様は、お着物はお召しにならないのですか?」
「着物…七五三さんぐらいでしか着たことないです…あはは…。」
「…やはり、人界の時の流れは速いですわねぇ。」
「…?」
「少し前まで和装が主流でしたのに…今は洋装…洋服、というものでしょう?
妖界では、洋装なんてまだ本の中の話ですわ。」
『少し、前?』
「えっと、和装が主流だったのは江戸時代…数百年も前じゃ…。」
「数百年では、少し前ですわ。」
「え?」
「はい!できましたわ!私が着られなくなったもので申し訳ありませんが…。」
「い、いえ!ありがとうございます!」
「では雪月様がお待ちですので、居間に行きましょうか。」
「は、はい!」
「お待たせしました、小夜様の準備が整いました。」
「待ってたよ。じゃあ早速だけど行こうか。」
「はい!いってらっしゃいませ!」
「へっ!?」
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使用させていただいたBGM・SE提供元
H/MIX GALLERY様
(http://www.hmix.net)
効果音ラボ様
(http://soundeffect-lab.info)
On-Jin ~音人~様
(http://on-jin.com/)
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第四話、いかがだったでしょうか?
雪月と小夜の向かった先は何処なんでしょう…?
次回もどうぞお楽しみに!
主催:シェシュ(Riri & かがみもちうさぎ)
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