シリーズ声劇台本 「拝啓、崩れた日々の掃き溜めから。」 ①
台本製作 ひらいと 役者 ○○さん
シリーズ声劇台本 「拝啓、崩れた日々の掃き溜めから。」 ①
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Aルート『赤鬼と悲しきロボット』
①号室
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赤鬼:「なんだってんだよ…!
なんで俺が鬼にならなきゃいけなかったんだ!
返せ!あんな地獄の日々でいい!返してくれ……」
連れてこられた怪しい地下施設で、俺は“赤鬼”に変えられた。
ロボット:「マスターの指示で貴方を監視します。
アンケートの回答は『力が欲しい。』
サトリによると、貴方は被験者の中で一番反乱を起こしやすいとのことです。」
ロボットは、淡々と告げた。
赤鬼「あいつは何をしたがってるんだ!?
まだ、子供ばっかを、人外にして、何をしようとしているんだ!
俺だけに聞こえた声は、なんだったんだ!
答えろ、ロボット!!」
ロボット:「マスターに許可…されていません。」
壁を殴っても、ビクともしなかった。
皆が諦めていた。
もう、俺達に青空は見えない。ゴミみたいな場所で生きて生きていくのだと。
赤鬼「あれから2年だよ。もうそろそろ、助けてくれよ。なあ、“神様”」
そして……2075年、7月10日。あの始まりの事件が起こった。
『緊急事態。被験者のデータが流出しました。直ちにプログラムを中止してください。』
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ストーリー
“ゲームマスター”によって鬼に変えられてしまった青年。その力の大きさから、監視対象とされ、少女そっくりに作られたロボットが常に行動を共にする事になる。
連れ去られてから2年経ったある夏の日、赤鬼達の決死の賭けが始まる。
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赤鬼
元は高校生。頭に角が生え、口には牙があるが、まだ完全に鬼と化してはいない。
昔、助けを求める不思議な声を聞いた。
ロボット
ゲームマスターの指示で動くロボット。
長い髪の少女の形をしている。
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続いちゃった……(; ̄ェ ̄)
ほんの少しの間かもしれませんが、シリーズとして書いてみようと思います。
書いたものはプレイリストにまとめておきます。
BGMはKrisさんの「初音ミクの消失-DEAD END-」を使用させていただきました。
性別変更など、お気軽にどうぞ!
使用の際は、聞いて回りたいので、拍手やコメントをしていただけると嬉しいです。
#声劇 #台本 #声劇台本
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