【声劇台本】七つの神罰~第1話~
作者:「To s h i a ki」 演者:「」BGM:「シュリ」
【声劇台本】七つの神罰~第1話~
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《七つの神罰》
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『声劇』
【第1話】:《吐いたら殺す》
・二人はどこかにいた。冒険家なので地図は持っているが、場所なんてこの際どうでも良い雰囲気である。腹が減ったので魚を取ろうと言い出したウェルチの顔は清々しかった。ネルソンにとっては不安でしかなかった。そして訪れる嵐。吹き荒れる天候の中を進むのだが、悪い流れを助長するかのように二人の間にも不協和音が……
《キャラクター紹介》
男:[ネルソン・ロイン・サージェンスキー]
・愛称のようなもので“サーロイン”と呼ばれたりする。そう呼ばれると怒るので注意が必要。気前も良くて度胸がある。心臓が強い上に頭も切れる。加えて喧嘩の強さなら向かうところ敵なし。でもカネと女に弱い典型的な“たらし”。世界中に名を轟かす凄腕の冒険家で、最初に出した本はバカみたいに売れた。相棒のウェルチと出会ってから、人生は一変する。
女:[ウェルチ・ダン・アリアンローズ]
・愛称のようなもので“ウェルダン”と呼ばれたりする。そう呼ばれると突然ヒステリックを起こしたりするから触らぬ神に祟りなし。容姿端麗でスタイル抜群、髪の色は真っ赤でセミロング、声がかわいくて美脚。でも性格は腹黒くて飄々としている問題外な女。冒険家見習いだが、土壇場にめっぽう強い。引きこもっていたネルソンを連れ出して勝手に弟子になってから、様々な経験を積む。
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ウェルチ:「あちゃ~これは嵐だねぇ。荒れてるよネルソン」
ネルソン:「網でも仕掛けて魚取ろうとか言ったのテメェだよな。俺もう腹減ってんだけど。お前は天候の変化も読み取れないわけ?」
ウェルチ:「あのゴツゴツした先に美味しい魚がいるんだよって、どっかの町のお爺ちゃんが教えてくれたのよ」
ネルソン:「あのな?こんなにびっしょりになってな?二人で風邪引きそうになってな?こんな場所で立ち往生している状況をな?お前は分からなくちゃいけないよな?」
ウェルチ:「あ、エッチなこと考えてるでしょ~。私をオカズにして今夜も元気に予行演習するんでしょ~」
ネルソン:「考えただけで吐くね。お前でなに?オカズにして夜な夜な予行演習だぁ?今すぐ吐ける自信があるぞ」
ウェルチ:「吐いたら殺すぞカス」
ネルソン:「えっ……あ……お前、そんなんだから友達ができねぇんだよな。お前」
ウェルチ:「喋んな」
ネルソン:(コイツ……俺の弟子だったような気がするんだけどなぁ。え、これ俺が悪いの?正気か?)
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次回【第2話】:《釣りの腕》
→ https://nana-music.com/sounds/02913195/
前回【プロローグ】:《書き留め》※朗読※
→ https://nana-music.com/sounds/0290cc08/
素敵なBGMをお借りしました!ありがとうございます!
第1話はこんな感じです。ここからでも多少、冒険は進んでます。次の構成も、皆様に楽しみにして頂けたら幸いです!
気軽にコラボして下さい!拍手もお待ちしております!
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1commnets
- 春夏秋冬彩歌台本お借りしますm(_ _)m