盲目少女と犯罪者

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#声劇 #朗読 初めての声劇台本！(≧∇≦)/ 朗読的な感じですね... ※長いのはご了承ください ぜひコラボしてください！ 🌸犯罪者編近日投稿！🌸 盲目少女編 私は目が見えない。 18歳の時火事にあって両目とも失明してしまった。でも、仕事はみつかったし、友達もできた、料理も出来たし何不自由なく生きることができた。 そんなある日、見知らぬ男が家に訪れた。 男は息を切らし、大声で私に何か訴えている。何かに怯えているようでもあった... 話を聞くと彼は警官を殺してしまったらしい。そして、ここでかくまってほしいといわれた。 独り身の私には、何も失うものなどない私には、別になんとも思わなかった。 彼と過ごした数日の間、1度も警察に彼の存在はバレなかった...このままずっと彼と一緒にいたい...いつからそう思い始めたのだろうか... 彼は捕まるぐらいなら死ぬと言っていたが、右手に握りしめている拳銃が震えているのですぐに嘘だとわかった。 私も彼には生きていてほしかった...無理だと分かっているのに... 赤い光が私の家を包み込む... 彼は必死に逃げた、もうここにはいない...2度と帰ってこない... せめて私の心のなかに... 静かな夜に1発の銃声音が鳴り響いた...