ある四月の時間割
詩
ある四月の時間割
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草原に 朽ちた船 漂流
朽ちた船を カフェにしよう
海走る 幻の列車に
あの人は乗るという
征くつく先は
星の海でも
その列車で 唄うという
何もせずに ベッドの上で
眺めているような時間割
減らしたり 増やしたり
減らしたり
ある四月の時間割
あの娘の
あなたへの愛
人魚姫とならぬように
そんな唄を 探しています
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