夜明けと蛍 キー+3
ナブナ
夜明けと蛍 キー+3
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【歌詞】
[夜明けと蛍] [始発とカフカ] [拝啓、夏に溺れる]
淡い月に 伝えたい事
見とれて しかないのに
しまうから 何も声が
出なくて
ごめんね
暗い足元も 僕は毒虫に
見えずに なった
そんなに興味も
ないと思うけどさ
転んだことに 時間が惜しい
気がつけ ので今度は
ないまま 手紙をしたためる
としようか
遠い夜の 不甲斐ない
星が滲む 一日を
今日も始発の
便に乗って
したいことが 見返すには歩く 愛想がつきた
見つけられ しかないのに ようなんだ
ないから 上手く足が 僕に
出なくてごめんね
急いだ振り アベリアが 廃頽十九の
俯くまま 咲いている 傘に灯が
眼科の街を ついている
眺めている 今日も
転んだ後に 窓の桟の 十二時過ぎの
笑われ ひどく小さな アスファルトに
てるのも 羽虫を掬って 落ちた君の
押し潰した
気づかない 初夏の風に 小さな命の
振りを 靡いた、 重ね火を
するのだ 白花が今日も そっと
綺麗だった
教科書にさえ 雨が途切れたら
載っていない 朝に藍がかかる
心情は
今日が愛おしい 蛍光色の羽と
ようで 濡れた君の手に
縋った
誰かが
つまづいたって
死んだふり
形のない歌で 僕らは はらはら 夏蝉
朝を描いたまま 心を知って征く 空の果て
浅い 浅い 今更ただ、ただ 褪せた唄は
夏の向こうに 花を摘んでいる 耳に溶けたまま
冷たくない あなたはカラカラ 君の声が響く
君の手のひらが 遠くを歩いて征く 夏の隅を
見えた 震えた言葉で書くまま 街に泳ぐ
淡い空 明けの蛍 紙が終わっていく さかなのように
#夜明けと蛍
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