【声劇・朗読】私と君をつなぎ止めるもの
読み手 /台本 にゃまんば
【声劇・朗読】私と君をつなぎ止めるもの
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「別れよう」
そう告げられたのはついさっき
さて、どうしようか
まずはいつものカフェで1杯飲んで帰り際に「さようなら」を言う
うちにいる猫は実家に預けよう
実家はすぐそこだ
次は……もう目的の場所に行こうか
君は気づいているのかな、私が君のことに気づいていることを
いや、必死に隠れているもんね、気づいてないか
あ、そうだ
次は君とよく行った公園に行こうかな
ここではお互いの悩みとか言い合ったね
そして告白してくれたのもここだった
そろそろいいかな
私はビルの屋上にきた
そして私は落下防止の柵を越えーー
「待って!!」
や っ ぱ り
君は来てくれると思ったよ
君は私を抱き寄せた
私は君に泣いてすがった
「なんで、きたの…
私のこと、どうでも良くなったんじゃないの?
やっと私の居場所からお別れ出来たのに…」
君は何も言わないで強く抱きしめてくれた
多弁ではない君らしい反応
でも伝わってくるよ
こんなつもりじゃ無かったって
私は作り物で偽物の背徳でも君を繋ぎとめるためなら
なんでも利用するよ
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⚠️一人用ではありますが2人います
にゃまんばです!こういった投稿は初めてなので尺が足りるか心配です^^;
物語の補足をしますと、彼氏の方も分かれる気はなく、付き合おうと言ったのは自分からで、本当は自分のことをそこまで愛してはいなのではないか、と不安になったため、彼女を試すためにやったことです
彼女もそんな彼のことを分かってるから逆にそれを利用し、「こいつには俺がいなきゃダメなんだ」と思わせ自分から離れないようにした
そして彼は彼女の思惑通り彼女の行く先々に気づかれないようについてまわった(ストーカーww)
もし普通にわかった、と言っていたら彼氏はどうしたんでしょうね…
お互いに重い愛があったのかも知れませんね
周りが知ればそんな回りくどいことをしなくても大丈夫なのにって思うけど、より強い繋がりを作りたいという彼女の欲が見えた、という感じです!
思っていたよりもめんどくさい設定になってしまったw
男性でもOKです!
ぜひコラボしてください!よろしくお願いします!!
#声劇 #朗読 #フリーコラボ #1人 #シリアス
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