『少年と船乗りと世界の果て』声劇台本
少年→() 船乗り→()
『少年と船乗りと世界の果て』声劇台本
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11作目。
船乗りと少年の話。口が悪い感じの書きたいなあと思ったので。
世界が丸いという事実を知ったばかりの世界ってどんなのだったんでしょうね……?
改変はご自由にどうぞです。
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少年) なあなあなあ! この船何処に向かってんだ? 無限大陸か? 浮遊島か? それとも黄金の国か?!
船乗り) うるせぇなてめえ今すぐこの船から落とされたくなきゃその口を閉じろ! つか行先知らずに忍び込んだのか、このこそ泥めが。
少年) うっ……だ、だって、船乗りは夢を求めに海に出るんだって、婆ちゃんが……。なぁ、俺も連れてってくれよ。俺、どうしても世界の果てに行きたいんだ!
船乗り) は? 世界の果て? そんなもんある訳ねえに決まってるだろ。なんたって、世界一周が出来るんだからな。そんなもんも知らねえのか?
少年) ……そんなわけ、ない。海の、ずっと向こうには、白い大きな壁と扉があるんだって。そこで、天使様に会ったんだって、爺ちゃんが言ってたんだ。……俺は爺ちゃんを信じたい。それを見たいんだ。
船乗り)はあ……天使様ねえ。信じる信じないは勝手だが、生憎この船は世界一周なんかしねえぜ。……ま、働くなら、この船に乗ってていいが。給金は出さねえぜ。
少年)ほんとか?! ありがとう、俺、いっぱい働くから!
船乗り)やれやれ……。
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