鬱歌詞注意
さっきまで 直美が 寝ていたこの病室
さっきまで 直美が 生きていたこの病室
不治の病との長い 長い戦いを終えた
直美は今どこで 何をしているのかな
ベッドの横の引き出しを開ける
黄色いノート 直美の日記だ
ごめん、野暮な兄ちゃんを許してくれ
ノートを開く 妹の小さな文字が目に飛び込んできた
「今日は、由美子と江梨花が お見舞いに来てくれたから、
スゲー笑ったなぁ。 まだ お腹痛いよ。
真黒な二人の顔を見てると、悪い気がしてきた。
だって私は、夏なのに 美白をキープだもん!
消灯だ。眠たくない。 寝れるかよ。
まだ9時じゃん! おかしい! 日本の医療。」
丸坊主になる前の直美
この頃はよく笑ってたっけな
いかん、駄目だ 兄ちゃんはもう駄目だ
最後のページ 妹の小さな文字が揺れて全然読めない
「どうして私が、こんな病気に ならなきゃいけないの?
どうして私が、死ななきゃいけないの?
罰が当たったのかもな。
でも、なんの罰だって言うの?
小学生の頃、いじめっ子の仲間だったからかな。
死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。
まだ私、全然生きてないのに。」
※nanaはここから
廊下に伸びる長い影が 窓から漏れる赤い夕焼けが
俺が生きてるって事を 冷たく教えてくれた
直美は死んで俺は生きてる なんでだ なんでだ
最後のページ 最後の言葉が頭から離れない
「どうして私が、こんな病気に ならなきゃいけないの?
どうして私が、死ななきゃいけないの?
罰が当たったのかもな。
でも、なんの罰だって言うの?
小学生の頃、いじめっ子の 仲間だったからかな。
死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。
まだ私、全然生きてないのに。
死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。
ねえ、私なんで生まれてきたの?
死にたくない。 死にたくない。 死にたくない。」
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