井の中の蛙、大海に居座る
イチロク
井の中の蛙、大海に居座る
- 123
- 10
- 3
あの星を、あの星達を、
あの日、あの瞬間に、
見つけてしまったばっかりに、
毎日、毎晩、心臓が抉られる様な気分でいる。
もはや、
誰よりも高い所へ行こうなんて思わない。
蹴る椅子も無ければ、蹴る勇気も無い。
そこら中に転がってる石ころのような、
そんな、そんなもので良い。
たとえ、
どれだけ蹴飛ばされても、
どれだけ投げ飛ばされても、
空に昇って図々しく光る位なら、
地を這ってる方がまだマシだ。
ふと我に返り、
再び、歩き始めた。
退化の一途を辿っている。
捻じ曲がった気持ちで、
退化の一途を辿っている。
- - - - - - - - - - - - - - - - -
フル↓
https://soundcloud.com/ichi-roku/a0vreogzyp15
Comment
3commnets
- ㍉どんどん自分の卑屈の渦に飲まれる時を言語化したい時に思い出したい言葉の羅列。 「退化の一途を辿る」っていうフレーズは浮かばなかった。私なら惰性とか怠慢としか表現できない。すごい。
- イチロク
- aru-kaiかっこいい… こういう感じ、やっぱイチロクさんじゃないと出せないですよね…