【ナレーション台本】少年には【バッドエンド】
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【ナレーション台本】少年には【バッドエンド】
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今晩2作目!
今回はナレーションをやってみませんか?
役になりきるのではなく、第3者の視点から物語を読み解く、より視聴者に近い存在であるナレーション。
演じる事とは別のスキルが必要になってきます!
とは言え、挑戦しない事には何も始まりませんよね!?
って事で、今回もアドリブ自由でよろしくどうぞ!
〜少年には〜
少年には、帰る家がありませんでした。
少年には、帰る場所がありませんでした。
ある日少年は、あるひとりの少女と出会いました。
その少女はとても美しく、とても優しく、とても、悲しそうな目をしていました。
ねぇ、どうしてそんな悲しそうな目をしているの?
少年が尋ねると、少女の目線は、ゆっくりと地へ落ちました。
少年は続けて尋ねます。
ねぇ、どうして泣いているの?
少女の肩は小さく震え、足元には小さな水溜りが、ポツリ、ポツリと増えて行きました。
その日、少女は少年の問に答えること無く。
少年も少女にはそれ以上の事は聞きませんでした。
数日たったある日。
少女は少年に手紙を書きました。
何度も何度も書き直したその手紙はボロボロで、その手紙を見つけた少年はボロボロになった字を必死になって読みました。
私は、あなたの両親を無くしました。
あなたの家を無くしました。
私は、
手紙はそこで終わっていました。
少年は泣きました。
少女が両親や家を無くしたからではありませんでした。
全てを知っていた少年は、少女を無くした事で泣いていました。
とうとう少年は、自分の居場所も無くしてしまいました。
〜終わり〜
Comment
7commnets
- シュリ 【 少年には up! 】お借りしました!
- エル・エアトリスお借りします
- nekoいただきました。 ありがとうございます。
- 小結-こむすび-練習も兼ねての音声になりましたが、素敵な台本お借りしました!!ありがとうございました‼︎m(_ _)m
- とぽ今日やらせていただきマッスル
- 『』お借りしますね(*´꒳`*)
- シュリ 【 少年には up! 】近々、お借りします!