夢現の仮想 エピソード2 practice -チュートリアル-
ゆーま/暇なときにお読みください
夢現の仮想 エピソード2 practice -チュートリアル-
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なんでこうなったんだろ…
ハルは普通の刀より少し長め(だと思われる)2本の刀を鞘にしまいながら
何度目かわからない問いを内心呟いた
数分前
「これよりチュートリアルを始めます。ドラゴンを倒して下さい。」
「スライムとかじゃなくて?武器もないのに?」
「ドラゴンを倒して下さい。武器はイメージすれば具現化します。ただしイメージした武器の変更は出来ません。」
「へえ、武器がイメージで作れるんだ。面白そう♪
ハルとっとと作っちゃお?」
「なーんでお前は受け入れてるのかわからないんだけど…」
「ぐだぐだいってないでさっさとやる!!」
「はいはい…」
うーんどうしよっかな…双剣にしよ
その瞬間腰が若干重くなった
「お?……刀2本ってこんなに軽いのか?」
「ゲージですので軽く設定してあります。威力はちゃんとありますのでご安心を。」
「へー、ハルやっぱり双剣なんだー」
「やっぱりってなんだよ?」
「昔っから双剣キャラしか使ってないじゃない」
「そういうお前こそ弓ばっか使ってねえじゃん。…援護としては使えるけど」
「援護にしか使えなくて悪かったわね!!」
「そうはいってねえだろ!?まさか…弓?」
「そのまさかですよーだ!!」
「そろそろ始めてもよろしいですか?」
「あ?…ああ。ドラゴン倒さなきゃだったっけ」
「さっさと倒してちゃちゃっと帰ろ?」
「そうだな。なんか腹へったし」
「では始めます」
魔方陣が現れ、徐々に広がっていく
…なんかでかくねぇか?
「ガアアアアア!!」
「うお!?吠えた!?」
「…ん?もしかしたら?」
「どうしたユキ?」
「私が攻撃したら突っ込んでトドメさして」
「は!?無茶言うなって!?」
「大丈夫、ハルなら出来るよ。…来るよ」
角が見えたと思ったら黒いものが這い出して来た
「うわぁ…でけぇなぁ…」
黒い大きなドラゴンに唖然としていたその時
「[ブラッディ・レイン]」
紅い矢の雨がドラゴンに降り注ぎドラゴンが悶えている、それよりも
「え?技使えるの?なんでユキだけ?」
「さっきイメージで武器作ったでしょ。だったらスキルも作れるんじゃないかと思ってね♪」
「お前頭いいな!!え、じゃあスキルの名前もイメージ?」
「形からってよく言うでしょ!!
そんなこといってないで早くトドメさしてきてよ。」
「わかったよ」
一瞬で詰めよって一撃で決めるイメージで、
「[ロングストライド]」
一瞬で首元にたどり着き
「[クロギリ]」
一撃で首を切り落とした
ドラゴンは光の粉となり消えた
「やったねハル♪」
「ああ!!」
「おめでとうございます。チュートリアルはこれにて終了です詳しい説明は次回のダイブ時に行います。」
「ちょ、待っ…」
世界が白くなった
to be continue…
#小説 #夢現の仮想 #nana民と繋がりたい
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