【声劇台本】「時の気持ち」
演奏:みわたか様 台本:歩 読み手:
【声劇台本】「時の気持ち」
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この踏切を渡ったら 君の住む場所に行ける
この信号を渡ったら 君の住むお家に行ける
海がよく見渡せるこの丘に
この景色をよく見てる 私と君は同じく見てる
この街並みをよく見てる 私と君は…
学校も小さい頃遊んだ公園も駄菓子屋さんも
本屋さんもコンビニも病院も最寄駅も
きっと君より知ってる
だって、私は君の隣にいつもいたんだもん
遅刻するぞって朝は自転車の後ろに乗って
お互い部活でクタクタになりながら食べたアイス
いつの間にか君が私の背を追い越した日
卒業式で空になった制服のボタン
「俺、初めて彼女できたんだ」
って教えてくれたあの日
小さい頃に
「20歳になったら結婚しようね」
って約束を覚えて彼氏を作らなかったのに
その歳になったのに
君はそんなこと忘れちゃったのかな
嘘でも彼女の話なんて聞きたくなかったよ
時間はもう戻らないけど
君といた毎日が楽しかった
「さようなら」は言わない
君とまた同じ笑顔で会える日まで
素敵な演奏をお借りしました。
読んでくださる方がいれば嬉しいです!
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他にも台本書いております。
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