声劇台本「紛れもなく、天使な彼女」
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声劇台本「紛れもなく、天使な彼女」
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――まぁ、いるだけで何もしてないけどね……。
○:少年(地の文も)
☆:天使
――――――――――
☆「こんにちは!天使です!」
良く晴れた日曜の朝、律儀に玄関の扉から入ってきた少女は元気良く言った。
○「えっと、大丈夫?」
☆「何がですか?」
○「えっと、頭?」
―――
☆「見てください! あの可愛らしい生物! 天界にはいませんよあんなに可愛い生物! 持って帰って良いですか!」
○(可愛い生物が目の前にいる件について)
○「動物園の動物は販売しておりません」
☆「うー……残念です」
―――
○「……そういえば君はどうして僕のところに来たんだ?」
☆「神様が言ったんです。『彼は良いことをたくさんしたからとりあえず幸せにしてこーい』って」
○「なるほど」
☆「あっ、ついに信じてくれるんですね!」
当然だ。信じるしかない。
だって僕は今こんなにも幸せなのだから。
神様の命令通り僕を幸せにした君は
――紛れもなく、天使だ。
――――――――――
難しいことを考えずに台本を書くのは楽しいものです。
#声劇 #夕月の台本
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- ましゅーおかりしました!
- けむ猫🌸桜蘭七変化🌸お借りします!!
- ひい˙˚ʚ( •ω• )ɞ˚˙ろお借りします。