声劇 【国民を守る姫】
姫【CV:】×執事【CV:】
声劇 【国民を守る姫】
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執事「だめ…ダメですよ姫…!」
姫「そんなこともう言ってられないよ。見てご覧、民家は崩壊,国民は反乱を起こしてる…国が滅んでいくのがわかるでしょ」
執事「それでも…姫が死んで一つにまとまる国なんて嫌です!ねぇお願い、僕と一緒に逃げましょう。早くしないと時間が…」
姫「私はこの国の姫である。私一つの命で国民の命が救えるならばそんなに嬉しいことはない。………泣かないでカーライル。私はみんなの為に逝くの」
執事「……姫ッッッ」
姫「貴方は立派に役目を果たしてくれた。私は貴方のおかげでここまで来れた。」
執事「あ、あ……姫…!!!」
(音楽が変わったら)
姫「静まれ!!!!!武器を置き、私を見よ!」
姫「国の平和の為にこの身を隣国アスタリアに捧げる。戦争は終わりを迎え、同時にこの国も終わる。この土地はアスタリアのものとなり国民の安全もきっと保証してくれるでしょう。どうか平和な世界へ繋げてください。」
姫「私の願いはそれだけです。」
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姫の統べる『トルウィッカ王国』は隣国の『アスタリア王国』から攻撃を受けていた。
トルウィッカは粘ったが、兵数、軍事力共に劣っているのを感じていた。
アスタリアは終戦の条件をこう提示する。
『トルウィッカの王族が全員滅び、アスタリアへ姫の命を捧げればこの戦いから身を引き、トルウィッカの国民の面倒もみてやろう』
屈することなく戦うが、国王も王女も暗殺されてしまった。
残りは姫だけとなる。
国民もろとも滅ぶか、姫の命を捧げて国民だけでも助けるか。
姫は迷わず後者を選ぶのだった。
#声劇 #コラボ用 #コラボ待ち
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