【BL(?)声劇】再戦の話。【掛け合い台本 】
△(CV:) VS★(CV:)
【BL(?)声劇】再戦の話。【掛け合い台本 】
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【視線の先に。声劇台本】
★→伊井島 延仁(いいじま のぶひと)
淡々とした性格で、キレている時は煽り気味に相手を挑発する。高3生で図書委員会の委員長。
△→八篠 連人(やしの れんと)
ハキハキとしており、負けず嫌いな性格。
伊井島相手にとある生徒を取り合っている高1生。
何度も辞めさせられそうになりつつも図書委員を続けている。
※セリフが録音時間に合わなければ、ショートカットをしてくださったてもOK
※台本のセリフだけだったらBL感はほぼないと思います。ので、NLの三角関係って考えてくても構いません←
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【前置き】
八雲男子高等学校の図書室。
今日は委員会顧問の先生が来れないらしく。
それでも、図書室利用者がいるかもしれないという理由で既に3年生で進路が決まっている俺は暇つぶしがてらに学校へとやって来た。すると、どうだろう。
あんなにも声は抑えつつも言い合いばっかで、騒がしかった後輩の2人が何やら余所余所しい。なるべく、お互いに近づかないようにしているようにも見える。
俺は違和感を覚えた。
『八篠。ちょっと、俺と来い』
「はい?何でですか」
『イイから来いよ。委員長命令』
「え、あ、ちょっ…!」
『あ、そこの返却済みの本をいつも通り棚に戻しといてくれ。届かない場合は受付のテーブルに置いとけ。行くぞ、八篠』
立ち去り際に2年生の後輩に指示を残して、1年の方の後輩を半ば強制的に図書室の外へと連れ出した。俺は関係ないはずなのにお節介を焼きたくなったのだ。この不器用な後輩たちのために。
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南渡り廊下まで八篠を連れ出した伊井島。
自販機で温かい缶ジュースを買って、そんなかの1本を投げ渡した。
★『それ、やるよ。連れ出した詫びだ』
△「ありが…たくないっすね。おれ、甘いのは苦手なんすけど」
★『あ?文句いうな詫びと俺の時間を浪費してやる分も含まれてると思え。』
△「なんすか。お節介すか、委員長らしくない」(ココアの熱めの缶で暖を取りながらぼやいた
★『至極、自分でもらしくないと思ってるよ』
△「じゃあ…なんで」
★『そうだな。お互いの関係が危うくなってる奴らがいたら間に入って、好意を相手の心を傾ける為だって言ったら?』
△「……センパイのことは譲らねーっすよ」
★『はっ…wそうやって、怖えー顔すんなよ。例え話と言ったら嘘になる。だから、半々だ』
△「わかった。半々として話を聞くっす。もう一方の気持ちは?」
★『…オマエの方に悪気があったか、知らねー。ただな、アイツはかなりの不器用ってのは俺たちは知ってるはずだ。大方、オマエが何かしら納得いかなくて、アイツに強く当たったんだろ』
△「…こわ。委員長、エスパー?」
★『おいおい、当たりかよ。結構、テキトーに言ったんだが?《まだまだガキだな…》』(自分は缶のブラックコーヒーを飲む
△「テキトーにしては的を射しぎてて、弁解も言い訳も見つかんないっすよ(肩を竦める」
★『オマエって結構、安っぽいんだな。残念なやつ』
△「……何が言いたいんすか」
★『別に。宣戦布告ってやつを再びやろうかと思ったまでだ。夏の日みたいに今度は簡単に引き下がったりしねーから 』
(飲み終わった缶をゴミ箱に投げ入れる
△「なんすかソレ、負ける気しないっすわ…」(スチールの缶をべこっ…と握りつぶした
この南渡り廊下での2人のやりとりは通りすがりの新聞部の部員のせいで1週間後には校内で話題になるなど、知る由もない。
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受け役は抜きで攻め組が言い合ってる台本が書きたかっただけの産物。
視線。シリーズでカップリング3にあたる子たちの話です。
小説に出来る気もしないので、声劇台本として成仏させておきます(ˇ人ˇ。)ナム
#瀧月狩織の台本 ←コラボの際に消してください
#視線の先にあるもの
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