雨とペトラ
誰がが言ったいつか空は
灰になって落ちるって
妄想の世の中で
日々を喰らっている
境界線を引いていまうのも
共感覚のせいにして
町の灯の海で
居場所を探している
何処へ行くにもこの足は
退屈に染まって動かない
少しだけ先の景色が
見たいだけなのにな
雨が降ったらきっと
頬を濡らしてしまう
枯れてしまった色ですら
愛しくなるのに
目を瞑ったらもっと
遠く霞んでしまう
煩くなった雨の音
笑い飛ばしてくれ!
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