《声劇台本》 人格の思い
あなたのお名前
《声劇台本》 人格の思い
- 74
- 1
- 0
多重人格で生まれた、人格の思いを、台本へ書いてみました。
何となく、ずれているかも。
《声劇台本》
「ねぇ、そろそろ出てきてよ。」
僕は、今日も君に話しかける。
でも、君は、反応しない。
「慣れてるよ。君が出てこないのも、反応しないのも、いつものことだもんね」
そう言って、君がいるであろうと思う場所に話かける。
ある日、僕が生まれた。
それと同時に、君が出てこなくなった。
僕が生まれると言うことは、君が何かを失ったと言うことだと、後で知った。
それからと言うものの、僕は、君として振る舞い、君として生活をして来た。
でも、ふと気づいた。
君がこのままなら、消えてしまう。
僕は、何も反応しない君に、今日も、話しかける。
それで、僕が消えても構わない。
君が生きていてくれたら、僕が消えた意味もある。
「また、来るね。主」
一部の望みをかけ、僕は、また、主に話しかけ、主を演じ続ける。
コラボをしてくださる方、募集中です
#声劇台本 #声劇 #一人声劇 #一人朗読 #朗読 #多重人格 #人格
Comment
No Comments Yet.