朗読劇【ナイトメア事件】
台本【相良あかり】×語り手【】
朗読劇【ナイトメア事件】
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……あぁ、久しぶり。
217年経っても相変わらずこの姿のままだよ
意地悪な魔法がかかっているからね
それはそうと、君は少なくともこの事件について知っている特別な人間だ
魔女と契約した愚かな僕らの話、聞いてかない?
ふふ、そう。
じゃあ何から教えてあげようかな
……そうそう、僕らは始め、15人いたんだ。
え?今は10人しかいないじゃないかって?
そうなんだよ。
残りの5人は消えちゃった!
夢の中に……悪夢の中に閉じ込められちゃったんだよ
これってさ、どうなるんだろうね。
一生閉じ込められたまんまなのかな?
それとも、悪夢に蔓延る魔物に取り憑かれちゃってるかな?
まぁでもそうなったら死んだも同然だよね!
あーあ、馬鹿みたいだよ
中には誰かを守って閉じこめられた人もいる
笑っちゃうよね。
……え?寂しそう?
そうかなー?俺は何とも思ってないよ
……そろそろ行かなきゃ。
俺達の話はまた今度。
また遊びに来てよ!
その時は、そっち(現代)の話聞かせてよ
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創作ストーリー
【アルプトラウムの首魁劇】です
簡単に説明しますと、
今から217年前に起こる『ナイトメア事件』なるものに巻きこまれた子供たちのお話です。
ナイトメア事件では15名の子供たちが各地で消失し、そのまま行方がわかっておりません。
彼らがいなくなる前の日の夢に、どうやら【魔女】と呼ばれる誰かが出てきたようで…
魔女は、手伝いをしてくれるなら願いを叶えてやると言いました。
15名の子供たちは頷いてしまいます。
その仕事が終わるのは、まだまだ先のことでしたーーーー………
お話を考えるの大好きです😏😏
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- 冷奴お借りしました!