今夜はカレーだよ
はーい…
椎名もた氏は2015年7月23日に亡くなった。
享年20歳だった。
歌詞☄
もしも僕が
今晩のカレーを
残さず食べたなら良かったのかな
君は酷く
顔をしかめて
もうたべなくっていいよって
言ったんだっけな
何も無い日々から
罅が入ってそっから
たくさんのもしも
が漏れ出して
行くんだ
今目をつむって
耳をふさいで歩き出したよ
君の声も君の笑顔も
見れないままだけどそれも良いかも
—=—=—=—=—=—=—=—=—=—
僕は椎名もた氏本人の事で、
そして君は、
お母さんの事だろう。
僕は、
カレーを残した時のお母さんの
一瞬の表情が消えなくてずっと気にしてしまってた。
カレーは普遍的に愛される物で、
それを残すという事は何か大事な場面だったのかもしれない。
学校で虐められた事で、
弱い僕を責めてお母さんを気にしていた。
1人きりでならどんなに楽かと思っていた。
でも、
それだとお母さんと出会えなかった事になる。
お母さんと出会えてよかった。
タイトルの“アストロノーツ”は宇宙飛行士という意味だ。
「もしも話」という概念を宇宙飛行士に擬態化して表現している。
「僕の部屋」は宇宙で、
宇宙飛行士達はふわふわと浮かんでいる。
晩ご飯のカレーの残しを気にして、
虐めで自分を責め、
お母さんを気にし、
わざと嘘をついて叱られる事を考えている。
そんな「僕」の世界の全ては、
この小さな部屋で完結している。
(それくらい、「僕」は追いつめられている。)
虚無の続く日常から、唯一の救いのアストロノーツもヒビから漏れだし消えていく。
宇宙は僕自身だった。
アストロノーツが出ていかないように、
ヒビ(目や耳などの穴)を塞ぐために
目をつむり、
耳もふさぐ。
そうしてしまえば、
お母さんを見ることも
声を聞く事もできないけれど
悲しませてしまうより
ずっといいのかもしれない。
自分が辛いのを我慢すれば、
お母さんが悲しまなくて済む。
増田 怜欧 / REO MASUDA
HPより一部引用
させて戴きました
1985年生まれ 静岡県出身
グラフィックデザイナー
WEBデザイナー
CDアートワークや
コラージュデザインが得意です。
HP
↕︎
http://reomsd.com/study/astronauts/#
Comment
2commnets
- しゅわっちぽわぽわはイジメられてたみたいなんだわ (๑⃙⃘°⌓°๑⃙⃘) 歌詞の解釈でみつけたんだけど、 ボクはぽわぽわで 君はおかあさん… おかあさんが心を込めて作ったカレーを 学校の事や自分の事を思うと 胸がいっぱいで食べられなくなって… そんな思いが詰まった6分の曲だった… ゆあも歌詞を読んできっと何かを感じたと思う そう、 俺はこうだけどとか、 俺ならこうするとか… 感じることが大切だし感じられる心が あるのがやさしさだと思う 俺は 君はおかあさんと聞いて… なんか心にツララが降ってきたような衝撃を 受けて(笑) 普通にある曲を普通に歌ったりしてたけど 作った人は色んな思いを込めてんだなーと もの凄く考えさせられたよ ちょうどorangestarの八十八鍵〜で 語ったばかりだったからいつもより 感じたみたいです( ̄^ ̄)ゞ →長いって…ww😆
- しゅわっちコメありがーヾ(≧∪≦*)ノ〃 途中で歌詞の解釈とか読んじゃったら なんかテンション変になって 大変だった…😭😆 曲の長い理由もなんとなくわかって たくさんの思いを詰めたんだろうなって 考えさせられた… 10代でこんな曲を作っちゃうんだから 凄いよね_φ(・_・✨✨