僕の左手
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僕の左手
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君のより大きな僕の左手は
君の荷物を持つためにあるんだ
足元にある大切なものを
残さず拾って歩けるように
そうやって
そうやって
君のためって思ってきたけど
小さな体に包まれてたのは
どうやら僕の方みたい
両手いっぱいの贈りもの
少しは返せたかな
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