カムパネルラ

ささくれP

旅立った私の太陽へ。 あの銀河のはずれでまた会おう。 🌙 .｡ _________________________________ ｡. 🌙 『大きな望遠鏡で銀河をよっく調べると銀河はだいたい何でしょう』 『ジョバンニ、お父さんから、ラッコの上着が来るよ』 「ジョバンニはもう、そのカムパネルラがもうあの銀河のはずれにしかいないような気がしてしかたなかったのです。」 「けれどもみんなはまだ、どこかの波の間から『ぼくはずいぶん泳いだぞ。』といいながらカムパネルラが出てくるか 或いはカムパネルラがどこかの 人の知らない洲にでも立っていて 誰かの来るのを待っているかという気がして仕方ないらしいのでした。」 『もう駄目です。落ちてから四十五分たちましたから。』 『それでも、カムパネルラはいませんでした。』 「銀河鉄道の夜」より 🌙.｡ _________________________________ ｡. 🌙 歌詞 銀河のさかな　あいたいよ・・・ 届かぬ想い　届けたくて カワグェーテの　紙飛行機に ありったけの想いのせて　放つ ゆるり弧を描いたそれは、 ほたりと落ちた はじめからね　紙飛行機（こんなもの）じゃ 届くはずないこと知ってたんだ 『それだけ遠く　それだけ遠く 君が行つてしまつただけさ』 それだけなんだ。それだけなんだ。 (こんにちは。) (私はまだここにいるよ、君が今 この場所にいてくれたらなあ…) 🌙 .｡ _________________________________ ｡. 🌙 2017.02.18.Sat.