朗読【鬼の子】
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朗読【鬼の子】
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これはとある鬼の子の、最後のお話
アレンジアドリブokです!!
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昔昔とある時、1人
鬼の角が生えた少年が居ました。
少年は自分の姿が嫌いで、何度も泣き
この世から命を絶とうとしました。
ですがいつも誰かに邪魔をされ
いつも命を絶つのが怖く、生きていました。
そんなある日のことです、簡単に命を絶てる方法がありました。
崖から飛び降りればいいんだ、少年は波が打ち付ける崖に身を投げました。
あぁ…なんだ、こんな簡単に…死ねるんだ
ですが…その時です
いつもと違う感情が身体中を巡りました。
「…生きたい…生きて、周りと同じように遊びたかった…」
少年は最後、叶えたかった夢を語り、暗い
何処までも続く海へと消えて行きました。
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