【声劇台本】血液とチョコレート
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【声劇台本】血液とチョコレート
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苦い人生の中の、甘いひととき
そんなフレーズを考えながら書きました。
文章量が多いので人によっては尺がきついかもしれません。
文章的には性別が固まってはいますが、演者様に好きにいじっていただいて構いません。どちらが男性どちらが女性、どちらも同性など、お好きにしてください!!!
カップルだと非常に良いかと思います。
コラボのほどよろしくお願いします。
-登場人物-
ヴ(ヴァンパイア)
ひ(人間)
〜以下台本〜
ヴ「チョコレートを食べすぎると鼻血が出ると言う」
ひ「言うわね」
ヴ「つまり、血液が多くなり鼻血として排出しているのであれば、血液はチョコレートなのでは?」
ひ「あれってチョコレートを食べることによる血圧の上昇で出るらしいわよ。子供なんかは鼻の粘膜が強くないから板チョコ一枚で出るとか」
ヴ「なんだと…」
ひ「なんで悔しがってるのよ」
ヴ「血液がチョコレートならばチョコくれ〜っと言えば血をもらえるではないか!」
ひ「普通の人は血はあげないと思うのだけど」
ヴ「ヴァンパイアになら捧げるだろ?」
ひ「なおさらあげないわよ。神聖な行為なわけだし」
ヴ「そう言わないでくれ、俺はヴァンパイアなんだぞ?」
ひ「本当に?とてもそうは思えないけど。」
ヴ「ぐぬぬ…ならばおまえの血を吸ってみせよう、首を失礼?」
ひ「あっちょっと…あん…」
ヴ「甘い…やはり血液はチョコレートだな」
ひ「じゃあバレンタインは輸血パックでいい?」
ヴ「いや、直飲みで頼む」
ひ「仕方ないわね…」
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