自作朗読「微睡み」
イチロク
自作朗読「微睡み」
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カーテンの隙間から、
まるで木漏れ日のように光が射し込んできて、
私は重たい瞼を開けた。
朝なのか、昼なのか、夜なのか、
微睡みの中にいる私には分からない。
起き上がる事もせず、
私は天井に向けて淡い空想を浮かべた。
隣にあった温もりは消えていた。
――いや、もともと無かったのかもしれない。
あれは夢の中で感じた幻だったのかもしれない。
だとしたら、また、会いに行こう。
今度はちゃんと、
あの温もりを閉じ込めておけるように。
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あのインストに詩を乗っけてみた。
一人暮らししてた時、
よく同じような事をしてました。
「あれ、今何時だ?朝?昼?夜?」みたいな
自問自答をして、
「別に何時でもいいや」と、また眠る。
凄く楽しい夢を見た後は、
同じ夢が見れるといいなぁと思いながらまた眠るんだけど、
大抵、見れずにまた起床する。
妄想7割、実録3割ぐらい。
過去に読んだもの
http://nana-music.com/playlists/1045618/
Comment
7commnets
- イチロク
- 気まま自分で作ったインストに朗読のせる人あんま見たことないので全部オリジナルでより伝わってくる気がします
- ニーマンのぴくづめイチロク本📖よんじゃいました、、🤒🤒😷😷😷😷😱😱😱🤒🤒😷😷😷😷😷😷😷👻👻
- イチロク
- ㍉生活感がすごく親近感を覚えるのだけど、いい声と良い音楽で、短編小説みたい(*´∇`*) 「隣にあった温もりは消えていた」で、 自分の夢の話になるのだけども、異性と添い寝するあったかい夢を見ていて、起きたら、添い寝の相手は毛布の厚めにふくらんだ部分だったっていう最近見た虚しいやつを思い出しました(笑) あとの3割くらいが追憶の温もりで。
- イチロク
- ニーマンのぴくづめああもう、、、、、このインストすきでリスインしたのに、、また、、もう、、ああ、、イチロクさんすごいです😵😵