【声劇】精霊の守り人シリーズより
精霊の守り人
【声劇】精霊の守り人シリーズより
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現実から逃れたい人にオススメです!
あなた・・・✨ 私・・・❄
アレンジ自由です。今回は、私が大好きな「精霊の守り人」シリーズの「神の守り人」の中からシーンを抜粋しました。
まったくの素人ですが、大目にみてやってくださると本当に嬉しいです。
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❄腕をつかむ、お兄ちゃんの汗ばんだ手。震える声。
✨「ア、アスラ、アスラ・・・なんてことを・・・・・・。」
❄風が血のにおいを巻きあげてくる。それをかいだ瞬間、急速にわきあがる雷雲のように、いやなものが胸にせまってきた。
アスラは目をぎゅっとつぶり、耳をふさいで、兄の声をしめだそうとした。
✨「わたしじゃない。――お兄ちゃん、ちがう、わたしじゃないのよ。」
❄アスラは叫んだ。なんで、お兄ちゃんはわかってくれないのだろう?
お母さんの声が聞こえた。
――おまえは、見えるのね?
ああ、なんとすばらしい!
おまえは、タルハマヤに選ばれたのだ わ!
これで、すべてが変わる。
タルハマヤが身に宿ったら、わたしたちには、もう恐れるものはなにもないわ。
・・・・ロタ人なんか、塵とおなじ!
✨「ほらね? お兄ちゃん、聞こえた?
お母さんもこういっているでしょう?
あの人たちは、ひどい人たちだもの。
だれだって、殺したいと思うよ!」
❄アスラは、必死に言いつのった。
✨「あの人たちは塵だから、 死んでもいいのよ。タルハマヤが罰をあたえたのよ!
ねえ、どうしてわからないの?
わたしは、まちがっていないでしょう?
そうでなくて、どうして、タルハマヤに選ばれるの?」
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