声劇台本「アニメ予告風」【心中】

竹之心（）×姫（）

#声劇台本 #アニメ予告風 #はちみつ台本 和風でシリアス！最初はほのぼのだったんですが、病みました(；´∀｀) アドリブOKです。ご自由にどうぞ！ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ◇姫 ▲竹之心（たけのしん） ◇（騒がしい音と耳障りな声。私の耳に届くのはそんなものばかり……。けれど目が見えない私にとってあの人は、太陽のような存在でした……） ▲やぁやぁ、姫さんっ！ちょいと暇なら、オイラの話を聞いてくれるかい？ ◇あら、竹之心さん。今日はお早いのですね？ ▲仕事が早く片付いたんでね！姫さんの元気な顔を見るついでに、一緒にお茶なんてどうだい？ ◇ふふっ。えぇ、頂きます。 ▲もうすっかり春だなぁ。色んな町に荷を運んでるんだが、そんときに見える桜が綺麗でね……。姫さんにも、見してやりてぇなぁ……。 ◇……お気持ちだけで、十分ですよ。私には桜どころか、貴方のお顔すら見えませんもの…… ▲顔も知らない殿方と、姫さんがこんなに仲良くなっていいもんかねぇ？ ◇いいんですよ。貴方は、私の特別な方ですから ◇竹之心さん、手を……離してくれませんか？ ▲駄目だ……。この先に進んだら、姫さん海に落ちるぞっ ◇知ってます、だから……行くんです…… ▲何でだっ！姫さんアンタ……死ぬつもりかっ！ ◇……私は、あの家のお荷物だと言われました。誰かの手で殺されるくらいならいっそ…… ▲【心中】5月1日深夜2時より放送開始 ◇私の最期を、見届けて下さいな……。 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ◇姫 盲目少女。聴覚と触覚で相手との距離を計る。家庭内は自分が原因で、不穏な空気が流れていた。 ▲竹之心 荷運び屋で働いていて、姫のいる家へ荷を運びに来た時、庭で寂しそうに座っている姫を見かける。話をしていく内に、姫の家に通うのが当たり前になっていた。