声劇台本 「闇夜の君と強がりの私 」
少年(CV.お名前)×少女(CV.お名前)
声劇台本 「闇夜の君と強がりの私 」
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#声劇台本 #コラボ募集 #CM風声劇
『…ここ、は?』
「…誰だ、てめえ。」
(2秒おいて)
「ここは俺様の城だ。てめえが足を踏み入れて良い場所じゃねえ」
『分かってますよ。怪我が治ったら、すぐ出ていきます』
(2秒おいて)
『ふぅ…寒いですね?こんなに周りは寒いのに、あなたは暖かいです』
「…っ、うるせ」
(2秒おいて)
「意地っ張りで馬鹿なアイツを。」
『自分勝手で口下手なあの人を。』
『「好きになった自分を恨むなあ/わね」』
(2秒おいて)
「見やがれ」
『嫌です』
「こっちこい」
『断ります』
「ねえ」
『やだ』
「あのさ」
『っ、なに』
「俺―お前に伝えたいことがあるんだよ」
(大きく息を吸って)
『聞きたく、ないの!!』
(サビから)
『良かったね。さよならだよ』
「なあ!!どこ、だよ…ッ」
「どこに居ても、向かえにいってやるから」
『私だけでも、信じててね』
『もうあなたには見えてない?』
「お前は結局何も教えてくれなかったな」
『何も、教えれない』
『言いたかった』
「言えなかった」
『伝えたかった』
「伝えられなかった」
『君のために、この命を差し出すよ』
「もう会えないお前を」
「ずっと、愛してる」
「『闇夜の君と強がりの私』」
「4月17日、公開予定」
『愛してあげないこともないですよ』
✂――キリトリ――✂
はい。初声劇台本ですね。
なんかタイミングがやや難しい気もします、すごく。
どうか使ってください…orz
ついでにストーリーを公開。
【ある日のこと。ふと目を開けた少女は、石造りの大きな城のベットに横たわっていた。
その城に一人住むのは、自身を魔王だと語る少年。
自分勝手でどこか暗い目をした少年と、意地っ張りである秘密を抱えた少女。
凸凹な二人だけれど、次第に惹かれ合っていく。
ところがある日、少女は消えた。
何も言わず、気が付いたら居なくなっていた。
それに哀しさと少しの怒りを覚える少年だが、少女はその場所に居た。
姿は見えず、言葉も聞こえない。
本来居る筈のない場所から何かの気配がすることから、少年は少女がその場所に居るのではないかと推理する。
確かにその場に居た少女の悲痛な叫びは、微かに少年の耳に届いた。】
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