【声劇台本】覗窓
あなた
【声劇台本】覗窓
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せりふ
_月をみていた。
青白くいつもより少し明るい月。
私(僕)は毛布にくるまって
太陽が来ることに怯えた。
夜の空はとても明るくて
筋雲(すじぐも)に降った星が輝いていた。
「明日なんか来なければいいのに」
私(僕)は静かに呟いた。
朝はすぐ傍(そば)に来ていた。
_月をみていた。
南の空に浮かぶ下弦(かげん)の月。
私(僕)は病室の冷たい枕に顔を埋(うず)めて
眠ることを恐れた。
小さな窓から見える空はとても寂しくて
都会のネオンライトが絶えず光っていた。
「夜なんか来なければいいのに。」
あの日、嫌いだった陽の光が恋しかった。
現実を隠してくれていた闇が怖くなった。
真っ暗な部屋の隅(すみ)を
小さな月の光だけが照らしていた。
********************
この間の朝は、風花でしたね。
滋賀県では狸の嫁入りともいうらしいです。
初めて自転車で
良かったなぁと思いました笑
コラボお待ちしております。(。ᵕᴗᵕ。)"
_生きてる時は朝が怖いのに
死に触れた時、夜が怖くなるのは
何故なんだろう。
「このまま、目が
覚めなかったらどうしよう。」
Comment
8commnets
- せんべいお借りしました!
- 中村サンお借りしました
- みお☪︎は400サウンドいったら垢移行お借りしました
- 🍬みの🍬(せゆの)お借りしました
- なつめ@in率低めです(>_<)お借りしました♪ありがとうございました😊
- I (わたし)お借りします
- 我夢@休止
- ❁︎ふぉろー失礼します(*´꒳`*)