【声劇】奴隷少女と赤眼の魔王

ユナ【 】魔王【 】

今回は人外×少女の物語です ☆あらすじ 奴隷の少女ユナは魔王の生贄として捧げられた。しかし魔王はユナを喰うどころか姿すら見せない。ユナは好奇心のままに魔王を探しに行くのだった。 ユナ:● 魔王:〇 ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ●「魔王さま、いた…！！やっと見つけた！」 〇「…お前は生贄の娘か？喰われたくなかったら去れ。私は今機嫌が悪い」 ●「…嫌、私、魔王さまとお話しに来たの。お話するの…！」 〇「─物わかりの悪い。お前は恐れを知らぬのか。人間は皆私を見て青ざめる。額から生えたツノ、鋭い牙、血のように赤い瞳…。この姿を見てもまだお前は私と話すなどというのか」 ●「言うよ！！うるさいなら喰べてもいい…。怖くないよ？村で蔑まれたまま死ぬより魔王さまに食べられて死んだ方があなたの役にたつでしょ…？私は魔王さまがうらやましい。そのツノだって牙だって目だって私よりずっと綺麗だもの……！」 〇「…綺麗、か」 ●「魔王さ──」 〇「だが、私の目にはお前の方が眩しく映る。脆くて儚くて、触れることなどできぬくらいに」 ●「…触れたって私は消えないよ？ここに、いるよ…？」 〇「お前は…変わった娘だ（ユナの髪に触れる）」 ●「えへへ、ねぇ魔王さま」 〇「……なんだ」 ●「また、明日も来ていい…？」 〇「…好きにしろ」 ●「うん…、好きにする」 ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱ ユナは14歳ですが奴隷のため言葉使いがあまり上手くない…という設定です。 アレンジ等ご自由にどうぞ！！ 使用する際は拍手かコメントしてもらえると嬉しいです！ #声劇 #台本 #ファンタジー