ニガツノユキ
地球にて育った娘
ニガツノユキ
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トモにも春は来る
二月の雪が花びらになる
その瞬間がある
この夜を超えて 朝日が昇って
今日を失って共に消えていくもの
思い出と化した 君との日々が
はらりはらりと落ちて積もる
ニガツノユキ
愛した笑顔がそこに
高めの体温と共に生き ぁあ
慕う思いを大事にする
ほど大人にはなれないよ
潤む瞳が炭酸に
ジュワリ映り込んで光ってるぁー
君と出会ったことを運命と
僕だけがしんじているよ
かじかんだ指 震えた唇
なにかを紡ごうと 必死だった
氷点下みたい 風が喉をかききって
かききって
この夜を越えて カーテンを開けて
光が目にしみて涙が出る
いっそ好きだって ぁあ
大好きだよって 言えたら
言えたら 言えたらなぁ
そして涙消えて 話すことなんて
なるなる前に今会いたいよ
かけだしているのに
しもやけに進まない
突き刺さる寒さの中
君を見てた
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