【声劇台本】不思議なおじさん
BGM:ハクユミル 台本:恋蝶 読み手:
【声劇台本】不思議なおじさん
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#声劇台本 #声劇
今回は圭斗100人フォロー記念で台本を作ってみました。完全オリジナルストーリーは初めてなのでうまくかけてるか心配ですが、
頑張ってみました。
他の方にも読んで頂きたいなって思ったので上げてみます。笑
読み方、性別変更自由です。
ぜひ読んでやってくださいm(__)m
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あの日僕はいつもと同じように
ある喫茶店の同じ席に座った
いつもと同じ珈琲を注文して
いつもの様に読書する。
そんなありふれた日常を変えたのは
向かいに座るようになった
とあるおじさんだ。
大量の白髪と真っ白な髭を蓄えて
僕と同じ珈琲を飲んでいる
そこから香ってくる匂いは
明らかに普通の人ではない匂い。
でも、僕は気になったんだ……
毎日毎日おじさんと向かい合わせになる
僕は本を読み
おじさんは新聞を読む
何も無いような時間が過ぎる…
周りはそのおじさんのことを
軽蔑してるように感じる。
それでも僕は気になりつつも
おじさんといるこの空間が好きだった
ある日おじさんは僕の席に来て
話しかけてきた。
「君はいつも本を読んでるけど、本が好きなのかい?」
「ええ、そうです。おじさんが新聞を読むのと同じ様に」
「そうか、ならば君にこれをあげよう」
目の前に大きな袋が置かれた
「おじさんはもうここには来れなくなってしまったから置き土産だよ」
そう言うと手のひらを返しておじさんは去っていった。
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補足:
青年は貧乏学生で安い珈琲を飲みに
毎日お店に通ってました。
なので服装もとても地味です。
それなのに本を毎回違う作品を読んでいたため、おじさんは気になったということです。
そして、そのおじさんはホームレスと言う設定です。
しかし、実はお金持ちのホームレス。
なので、青年に渡した袋は本を買うためのお金だったわけです。
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3commnets
- SORAの声劇@フリーコラボ用、コラボ作品のみ
- 恋蝶🌙声劇用垢@低浮上ぎみ
- SORAの声劇@フリーコラボ用、コラボ作品のみ書くの忘れてた!! 読んだよ! ありがとー!!!