【1人声劇】少年の僕と星空と。【台本】
台本:のーつ。 朗読者様:
【1人声劇】少年の僕と星空と。【台本】
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初台本です!(*˙︶˙*)ノ゙
前から台本書いてみたいなーってずっと思ってました!
声のイメージは少年っぽい感じですが、少女のような声でも全然大丈夫です!(*⌒▽⌒*)
一応設定↓
田舎の小さな村に住んでいた少年。
ある日、村の古い祠に住むお稲荷様(少女)に出会う。
しかし、少ししてその村はダム建設のため、水底に沈んでしまう。
5年後、少し成長した少年は再び少女に会いに来る…って感じです!
よかったら是非読んでくださいね!( *´•ω•`*)/
台本↓
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「…ただいま。」
静かな水面(みなも)に青い空が映っていた。
5年前の今日、僕はまだほんの子供で。
…あのころ、僕はいつも1人だった。
でも、ある日君と出会った。
そう、狐の神様である君とー…。
学校が終わると、いつも真っ先に会いに行った。
君といる時間は何より楽しくて、日が暮れてしまうのが悲しかった。
--君と2人で見た星空は、それはそれは綺麗で---。
…でも、その場所ももう、水底(みなそこ)に沈んでしまった。
君と過ごした森も、川も、…星空も。
すべてが今は水の底。
少し成長した僕は、あの淡い記憶に向き合うためにここに帰ってきた。
「…僕のこと、まだ覚えてるかな?君は僕の声が聞こえてるのかな…」
村と一緒に沈んでしまった祠のことを思うと、どうしようもなく胸が傷んだ。
「…離れたくなかった。もっと一緒にいたかった…!」
ふと、後ろで風がそよぐ音がした。
僕は言う。
「ただいま。」
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…ちなみに、読んでくださる時はコメントか拍手をくださると嬉しいです|ω・`)
Comment
2commnets
- ミタビお借りしました!素敵な台本ありがとうございます!
- テオお借りしました(*´﹃`*) へへへ…… 可愛い台本ありがとうございます!!